カードローン審査落ちを避ける方法〜審査が不安なときの対策を伝授!

審査に落ちた男性画像

 

カードローンで一番の難所となるのが審査ですよね。

 

どのカードローンも審査があるため、審査に通らないことにはお金が借入できません。

 

そのため、「審査が不安・・・。審査落ちを避ける方法を知りたい!」という人は多いかと思います。

 

そこでこの記事では、あなたが審査に通過できるように、カードローンの審査への対策方法をわかりやすくお伝えしていきます!

 

カードローンの審査で何が重視されるのか知っておこう!

まずは、カードローンの審査で何が重視されるのか知っておきましょう。

 

それを知っておけば、今後の解説が理解しやすくなり、審査落ちを避けることにも繋がるからです。

 

カードローンの審査で重視されるのはおもに以下の2点です。

  • 返済能力
  • お金に関する信用度

 

返済能力

返済能力とは、そのままで「どのくらい返済できる力があるのか?」という部分です。

 

融資をした後は返済をしてもらう必要があるため、申込者はそれが可能かどうかを見極めなければいけません。

 

また、「どのくらいの限度額に設定すべきなのか?」という部分も返済能力で決定されます。

 

そして、この返済能力はおもに以下の3つを参考に判断されます。

  • 年収
  • 職業
  • 他社の借入額と件数

 

年収

年収が高いほど返済に使えるお金も多くなるのが一般的です。

 

このため、高年収の人ほど返済能力を高く判断してもらいやすいです。

 

職業

「どんな職業に就いているか?」という部分も、返済能力の判断に使われます。

 

将来的に収入が激減したり、勤め先が倒産してしまったりするリスクの少ない職業に就いているほど、返済能力を高く判断してもらいやすいです。

 

たとえば、公務員や大企業の正社員などがそれに当たります。

 

逆にアルバイトやパート、水商売などの離職率が高く、安定しているとは言えない職業は返済能力の面で不利になります。

 

他社の借入額と件数

他社の借入額と件数によっても返済能力を判断されます。

 

これらが少ない場合は毎月の返済負担が小さいため、まだ十分な返済余力があると判断してもらいやすく、返済能力の面で有利です。

 

逆に他社借入が多いと、毎月の返済負担も大きくなるため、返済に使えるお金が少ないと判断されやすく、返済能力を低く見られてしまいます。

 

お金に関する信用度

お金に関する信用度とは、おもに「ちゃんと返済期日を守ってくれるか?」という部分です。

 

当たり前の話になりますが、期日どおりに返済してくれない人は信用できないため、そうした人に融資するわけにはいきません。

 

このため、カードローン会社はおもに「過去の返済記録」から、申込者のお金に関する信用度を判断します。

 

きちんと期日どおりに返済していれば、「この人はお金に関して信用できる」と判断してもらいやすくなりますし、逆の場合は信用してもらえず、審査落ちの原因になりやすいです。

 

以上、返済能力とお金に関する信用度の2点が、カードローンの審査で重視される項目になります。

 

では、この2点を踏まえた上で次章では、審査落ちを避けるための対策方法をお伝えしていきますね。

 

カードローン審査落ちを避けるための6つの対策方法

カードローン審査落ちを避けるためには、次の6つの対策方法が有効です。

  • 申込資格を満たす
  • 安定収入を持つ
  • 勤続年数をなるべく延ばす
  • 他社借入額と件数は少なめにする
  • 信用情報にキズをつけない
  • 複数社に同時申込をしない

 

申込資格を満たす

申込資格を満たしているかは必ず確認しておきましょう。

 

申込資格を満たしていないと確実に審査落ちになってしまうからです。

 

カードローンの申込資格は「20歳以上で安定収入と返済能力があること」と簡単なものがほとんどですが、一部には年収や勤続年数などの条件もある場合があるので注意です。

 

安定収入を持つ

安定収入を持つことは非常に重要です。

 

このため、何らかの手段で毎月継続して収入がなければいけません。

 

ただし、この条件を満たすのはそこまでむずかしくありません。

 

ようは収入に継続性があれば良いため、アルバイトやパートであっても問題ないケースがほとんどです。

 

とくに大手消費者金融や大手銀行カードローンの場合、公式サイトに「アルバイトやパートでもOK」と記載があるケースが多くなっています。

 

勤続年数をなるべく延ばす

勤続年数をなるべく延ばしておけば審査に有利になりやすいです。

 

理由は、勤続年数が長い人ほどおなじ会社に留まる傾向が強いため、退職や転職によって、収入が無くなったり、減ってしまったりする可能性が低いと判断されやすいからです。

 

このため、時間があるのであれば、勤続年数をなるべく延ばしてから申し込みするのがおすすめです。

 

他社借入額と件数は少なめにする

他社から借入している場合は、その金額と件数をおさえておきたいところです。

 

ここで言う他社借入とは、次のような「無担保ローン」での現金の借入を指します。

  • カードローン・キャッシング
  • フリーローン
  • クレジットカードのキャッシング

 

先にお伝えしたように、他社借入が多いと返済能力を低く見られてしまい、審査上不利となります。

 

このため、他社借入はできる限り減らしてから申し込みしたほうが得策です。

 

貸金業者のカードローンは「総量規制」に注意!

貸金業者のカードローンは「総量規制」の対象なので、この点にも注意が必要です。

 

貸金業者のカードローンというのは、おもに消費者金融や信販会社のカードローンを指します。

 

そして総量規制とは、貸金業者は申込者が借入している貸金業者の借入金額と合計して、年収の1/3までしか融資してはいけないとう法律になります。

 

貸金業者のカードローンはこの総量規制の対象であるため、他社借入状況によっては審査に通りません。

 

たとえば、年収300万円の人が他の貸金業者から100万円を借入しているとしましょう。

 

この人の場合、貸金業者からの借入上限は100万円となりますが、すでに貸金業者から100万円を借入している状態ですので、新たな貸金業者から借入できる金額は0円です。

 

よって、新たな貸金業者からの借入はできず、確実に審査落ちになってしまいます。

 

信用情報にキズをつけない

信用情報にキズをつけないというのも大事です。

 

信用情報とは、「個人信用情報機関」にある、あなたがこれまで利用したクレカやローンなどの利用記録のことになります。

 

■個人信用情報機関とは
個人信用情報機関とは、クレジット会社やローン会社、銀行、信用金庫などが加盟している「CIC」・「JICC(日本信用情報機構)」・「JBA(全国銀行個人信用情報センター)」の3つの機関を指します。

 

カードローンの審査ではこの信用情報を調査され、クレカやローンなどの利用記録から申込者の信用度や返済能力を確かめます。

 

このため、以下のような情報があると審査に不利です。

  • 延滞記録
  • 事故情報

 

延滞記録

信用情報にはクレカやローンなどの返済記録が残りますので、期日どおりに返済しないと「延滞した」という情報が記録されてしまいます。

 

1回の延滞記録であれば、うっかり忘れなども考慮してくれますので、それほど問題にならないケースが多いです。

 

しかし、何度もある場合は審査落ちになるケースがほとんどです。

 

事故情報

事故情報というのは、信用情報機関で「重大な金融事故」して扱われるものであり、おもに以下の4つを指します。

  • 長期延滞(2〜3カ月連続の延滞)
  • 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産などの借金減額・免除措置)
  • 代位弁済(返済不要になり保証会社に債権が移ること)
  • 強制解約(規約違反などにより強制的に契約を解除されること)

 

上記の事故情報を起こしてしまうと、巷で言われる「ブラックリスト」な状態になってしまうため、カードローンの審査に通る見込みはほぼ無くなります。

 

複数社に同時申込をしない

複数社に同時申込をするのは避けてください。

 

これをやってしまうと、「申込ブラック」になる可能性があり、審査落ちの原因になりかねません。

 

申込ブラックというのは、短期間で複数の会社に申し込みしたことが原因で、審査に通りづらくなってしまう状態を指します。

 

なぜ、申込ブラックになると審査に通りづらくなるかと言いますと、次のようなことをカードローン会社に警戒されてしまう可能性があるためです。

  • 相当お金に困っておりピンチな状態である
  • 重大な問題があり各社で審査落ちになっている

 

このような人にお金を貸すのはリスクが高いと判断し、カードローン会社は審査落ちにすることがあります。

 

よって、申し込みは1社に絞るようにしてください。

 

【補足】カードローンの審査では嘘は通用しないので注意しよう!

補足として、カードローンの審査では嘘は通用しないと知っておきましょう。

 

審査に通りたいがために虚偽の申告をする人も中にはいますが、そうした嘘はカードローン会社には通用しません。

 

カードローン会社もそうした嘘の申告をする人がいるのは想定済みであり、対策をしっかりとしています。

 

たとえば、年収を偽っても「収入証明」の提出を求めればすぐに嘘がバレますし、信用情報機関の照会があるため、他社の借入額や件数も誤魔化すことはできません。

 

また、在籍確認があるため、虚偽の勤務先を申告しても無駄です。

 

このため、カードローンの審査では嘘は通用せず、ほぼ確実にバレてしまうと思ってください。

 

嘘がバレると当然、100%審査落ちになりますし、過去には罪に問われたケースもあるので虚偽申告は絶対してはいけません。

 

カードローン審査落ちを避ける方法まとめ

カードローンの審査では「返済能力」と「お金に関する信用度」が重視されます。

 

このため、審査落ちを避けるにはこの2点に問題がないことが重要であり、それには次の6つの対策方法が有効になってきます。

  • 申込資格を確認しておき満たす
  • 毎月継続して収入を得る
  • 勤続年数をできる限り延ばす
  • 他社借入額と件数をおさえる
  • 信用情報に延滞歴や事故情報を作らない
  • 申し込みするのは1社に絞る

 

この6つの対策方法をしっかりおこなっておけば、カードローンの審査に通過できる可能性は飛躍的に向上しますので、ぜひ試してください。