おまとめローンおすすめはどこ?審査難易度からポイントまで解説!
「借金が複数あり返済がキツイ・・・。ひとつにまとめて楽にしたい!」
このようなときに利用を検討するのが、「おまとめローン」ですよね。
この記事では、そんなおまとめローンをするなら、どこですべきかを解説中です。
また、おまとめローンの審査難易度やポイントもお伝えしていきますので、借金一本化を検討しているときの参考にしてください。
まずはおまとめローンをしっかり理解しておく!
はじめに、おまとめローンそのものをしっかり理解しておきましょう。
理由は、おまとめローンには次の2つのタイプがあり、それを知っておけば、今後の解説をスムーズに理解しやすくなるからです。
- おまとめ専用ローン
- 借換え
おまとめ専用ローン
おまとめ専用ローンはその名のとおり、今ある借金をおまとめするためだけのローンです。
よって、借金一本化だけにしか利用できず、借入後は返済していくだけとなるため、追加の借入はできません。
借換え
借り換えとは、他社のカードローンやキャッシング、フリーローンなどで借入をし、そのお金で今ある借金を返済することを指します。
カードローンやキャッシング、フリーローンなどは使いみちが自由であるため、おまとめ目的でも利用可能です。
そうした商品を利用して、借金をひとつにするのが借換えとなります。
借換えの場合、カードローンやキャッシングであれば、限度額の範囲内で何度でも利用可能であり、返済すればその分だけ限度額は復活するという特長があります。
以上、おまとめローンはこの2つのタイプがあります。
では、そんなおまとめローンをするなら、どこが良いのでしょうか?
おまとめローンをするなら「上限金利」が低い借入先がおすすめ!
おまとめローンをするなら「上限金利」が低い借入先ですべきです。
上限金利とは、その会社で適応になる一番高い金利であり、たとえば金利が「年4.0%〜14.5%」とあれば、「14.5%」が上限金利になります。
上限金利が低い借入先を選ぶ理由
なぜ、上限金利が低い借入先をおすすめなのかと言いますと、総返済額をおさえられる可能性が上がるからです。
おまとめローンを利用する人は、総返済額の軽減を目的にする人が多いかと思います。
そのためには、できる限り借入時の金利を低くする必要があります。
しかし、金利というのは審査を受けてみるまではいくらになるかわかりません。
ただし、上限金利以上に設定されることは100%ないため、上限金利が低い会社であれば、それだけ低金利で借入できる可能性が上がります。
よって、おまとめには上限金利が低い借入先をおすすめするのです。
上限金利が低い借入先とは?
では、上限金利が低い借入先とはどこでしょうか?
上限金利が低い借入先は、銀行や信用金庫、労働金庫などのおまとめ専用ローン・カードローン・フリーローンといった商品になります。
こうした商品はおまとめが可能なローンの中では、上限金利が低めであることが多いため、低金利で借入しやすいです。
たとえば、以下のような商品は上限金利が低めになっています。
商品名 | 上限金利 |
---|---|
東京スター銀行スターワン乗り換えローン | 年12.5% |
みずほ銀行カードローン | 年14.0% |
イオン銀行フリーローン・目的型ローン | 年13.5% |
東京信金カードローン「JOY」 | 年11.5% |
中央労働金庫カードローン(マイプラン) | 年8.475% |
逆におすすめできない借入先は?
おまとめ先として、おすすめできない借入先もありますので知っておきましょう。
それは以下の2つになります。
- 貸金業者のカードローン・キャッシング、フリーローン
- 消費者金融のおまとめ専用ローン
貸金業者のカードローン・キャッシング、フリーローン
貸金業者のカードローン・キャッシング、フリーローンは上限金利が高いため、おすすめできません。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
たとえば、大手消費者金融の場合、以下のように「年18.0%台」が相場と、非常に上限金利が高いため、おまとめしても総返済額が減らせる可能性は低いです。
業者名 | 上限金利 |
---|---|
アコム | 年18.0% |
アイフル | 年18.0% |
プロミス | 年17.8% |
SMBCモビット | 年18.0% |
レイクALSA | 年18.0% |
また、貸金業者の場合、「総量規制」の対象であるため、他の貸金業者と合計して年収の1/3までしか借入できません。
このため、他の貸金業者からの借金をしている場合、その金額によってはおまとめができないこともあるという点も、おすすめできない理由です。
消費者金融のおまとめ専用ローン
消費者金融には「おまとめ専用ローン」を提供している業者もありますが、おまとめするメリットは少ないです。
おまとめ専用ローンの場合、消費者金融のものでも「総量規制の例外」となり、年収の1/3を超える借入ができます。
しかし、次のように上限金利が高いケースがほとんどなため、おまとめしても総返済額が減らせる可能性は低いです。
業者名/商品名 | 上限金利 |
---|---|
アコム 貸金業法に基づく借り換え専用ローン | 年18.0% |
アイフル かりかえMAX | 年17.5% |
アイフル おまとめMAX | 年17.5% |
プロミス おまとめローン | 年17.8% |
ここまでの解説でおまとめローンをするなら、上限金利の低い会社でするのがおすすめというのは理解してもらえたかと思います。
そんなおまとめローンには当然審査があります。
そこで次章からは、おまとめローンの審査について解説していきますね。
おまとめローンの審査は厳しいって本当?
結論から言いますと、おまとめローンの審査は厳しくなることが多いです。
その理由は主に以下の2つになります。
- 借入額が高くなることが多いから
- 他社借入がある状態で審査を受けるから
借入額が高くなることが多いから
おまとめローンは複数の借金をひとつにすることが多いため、借入額が高額になってしまうケースが多いです。
高額の融資をするほど、審査も慎重にしなければいけないため、審査の難易度も高くなる傾向があります。
他社借入がある状態で審査を受けるから
他社借入がある状態で審査を受けるからというのも理由のひとつです。
おまとめ専用ローンではなく、カードローンなどで借り換えをする場合、他社借入があると審査上不利となります。
なぜなら、他社借入の金額や件数が多いほど、毎月の返済負担が大きくなりますので、返済に使えるお金を少なく見られてしまうからです。
「おまとめに使うのだからその辺は甘くみてくれるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、そのようなことは決してありません。
カードローンなどの場合、利用目的がおまとめでも通常どおり審査をされます。
よって、他社借入の金額や件数が多いほど、審査に通りづらくなってしまうのです。
おまとめローンの審査に通るためのポイント
ここからは、おまとめローンの審査に通るためのポイントを解説していきます。
おまとめローンの審査に通過したいなら、以下の5つのポイントに気をつけておきましょう。
- 申込条件を満たす
- 安定した収入源を確保する
- クレカやローンの返済を延滞しない
- 他社借入の金額と件数が多すぎない
- 過去に事故情報を起こしていない
申込条件を満たす
申込条件を満たしていない審査には通りません。
よって、申込前に申込条件を把握しておき、満たしているか確認しておきましょう。
安定した収入源を確保する
安定した収入源を確保しておくのは非常に大事です。
おまとめ専用ローンにしろ、借り換えにしろ、どちらも借入後は毎月返済をしていきます。
そのため、それが可能なだけの収入が毎月ないと審査には通らないため、毎月収入があることは必須です。
クレカやローンの返済を延滞しない
クレカやローンの返済を延滞しないようにしてください。
審査時にはこれらの返済記録を調査されますので、延滞をしてしまうと審査に悪影響があります。
とくに現在進行形で延滞している場合は、まず審査に通らないと思っておきましょう。
他社借入の金額と件数が多すぎない
他社借入の金額と件数が多すぎないというのも大事です。
これは先に解説したとおり、カードローンなどの借り換えでは、他社借入の金額と件数が多いと審査に通りづらくなるからです。
また、おまとめ専用ローンの場合であっても、他社借入が多過ぎると審査落ちの原因になります。
おまとめ専用ローンでも、申込者の返済能力の範囲内でしか融資をしてくれません。
他社借入が多過ぎると「借金の総額が申込者の返済能力を超えている」と判断され、審査落ちにされる可能性がでてきます。
過去に事故情報を起こしていない
過去に「事故情報」を起こしていないというのも重要です。
借金の返済などで以下のようなことを起こすと、「個人信用情報機関」に事故情報が記録されてしまいます。(個人信用情報機関=CIC・JICC・JBA)
- 長期延滞(2〜3ヶ月以上の延滞)
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 代位弁済(返済不能になり保証会社に立替えてもらうこと)
- 強制解約(規約違反などで強制的に契約を解除されること)
こうした記録がある場合、おまとめローンの審査にはほぼ通らないと思って間違いありません。
おまとめローンおすすめと審査ポイントまとめ
おまとめローンをするなら、上限金利が低い会社でするべきです。
上限金利はその会社で一番高い金利であるため、それ以上の金利に設定されることはありません。
よって、上限金利が低ければ低いほど、低金利で借入できる確率が上がり、総返済額もおさえられる可能性も高くなります。
そのため、おまとめするなら、できる限り上限金利が低い会社を選択しましょう。